[21a-144-1~13] 8.4 プラズマライフサイエンス

△ [21a-144-1] 沿面放電を用いた遺伝子導入の安定化と大面積化

〇(M1)平重 寛子¹、平松 達弥¹、木戸 祐吾^1,2、佐藤 晋^1,3、神野 雅文¹ (1.愛媛大院理工、2.パール工業、3.ワイ’ズ)

キーワード：プラズマ、遺伝子導入、沿面放電

我々は沿面放電を用いた遺伝子導入の研究を行っている。この手法を用いることで3.5 cmディッシュ内に培養した細胞に対して一度の放電処理で広範囲の遺伝子導入が期待できる一方で、実際には導入範囲が安定しないという問題がある。本研究では電極配置による導入範囲の安定化を図った。その結果、沿面放電を用い放電が細胞に作用するように電極配置を最適化することで、安定で均一かつ大面積の遺伝子導入が可能になった。