2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[21a-144-1~13] 8.4 プラズマライフサイエンス

2018年9月21日(金) 09:00 〜 12:30 144 (4Fロビー)

栗田 弘史(豊橋技科大)

11:15 〜 11:30

[21a-144-9] 様々なプラズマ照射条件で作製したプラズマ活性培養液のがん細胞殺傷効果

内田 儀一郎1、池田 純一郎2、鈴木 天翔1、竹中 弘祐1、節原 裕一1 (1.阪大接合研、2.阪大院医)

キーワード:プラズマ活性培養液、低温プラズマジェット、がん細胞殺傷

低温プラズマの生体医療への応用が精力的に展開されており,プラズマを照射した細胞培養液(プラズマ活性培養液)によるがん細胞の選択的殺傷などが報告されている.今回は様々なプラズマ照射条件でプラズマ活性培養液を作製し,そのがん細胞殺傷効果について調査した.その結果,30 umol/lという低H2O2濃度にもかかわらず,プラズマジェットを液面に直接接触させて作製したプラズマ活性培養液において,高い殺傷効果が発現した.講演では,プラズマ活性培養液の成分分析結果についても示し,殺傷効果との関係について議論する予定である.