2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

[21a-212B-1~11] 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

2018年9月21日(金) 09:00 〜 12:00 212B (212-2)

田中 雅光(名大)、山梨 裕希(横国大)

10:45 〜 11:00

[21a-212B-7] AC励起配線の遅延を用いたAQFP回路のレイテンシ低減の検討

〇(M2)野副 舞1、竹内 尚輝2,3、Christopher Ayala2、山梨 裕希1,2、吉川 信行1,2 (1.横国大院工、2.横国大IAS、3.JST さきがけ)

キーワード:QFP、断熱回路、レイテンシ低減

我々は将来の高性能なコンピュータの実現に向けて、低消費電力性に優れた断熱型量子磁束パラメトロン(AQFP)回路の研究を行っている。AQFP回路を用いた超低電力マイクロプロセッサの実現に向けて、レジスタファイルの開発を行っているが、レイテンシ低減が課題である。本研究では、1 phaseで複数の AQFP 回路を駆動する方法としてAC励起配線の遅延を用いた方法を検討している。講演ではシミュレーションおよび測定結果を報告する。