[21a-224B-1~12] 2.2 Detection systems

△ [21a-224B-2] Theoretical examination of human-phantom dosimeter based on bulk-density-controlled thermoluminecent phosphors

〇(DC)Shin Yanagisawa¹, Kiyomitsu Shinsho¹, Yusuke Koba², Shigekazu Fukuda² (1.Tokyo Metro. Univ., 2.QST-NIRS)

Keywords:thermoluminecence, ceramics, bulk density

光子線治療において人体内三次元線量分布の検証が望まれる。放射線治療領域ではコンプトン散乱が支配的であることから、電子密度を制御した熱蛍光（TL）素子のみで構成される人体模型線量計の開発を目指している。これまでにAl₂O₃:Crセラミックスの嵩密度を50％に制御したTL素子の製作に成功している。今回、モンテカルロ計算により密度制御Al₂O₃:Crセラミックスの人体組織等価性を評価した。密度制御Al₂O₃:Crセラミックスを組み合わせることにより人体模型線量計を製作できると示唆された。