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△ [21a-234A-5] 非侵襲血糖測定に向けた共鳴差分光音響法のin vivo検討
キーワード:光音響、In-vivo、血糖
糖尿病患者は,血糖値の測定・管理が適切な治療の観点から重要である.しかし,血糖値測定は侵襲を伴い心身の負担が大きく非侵襲的な測定が望まれている.様々な手法が提案されているが光学的手法では生体組織による光散乱・減衰が課題である.この課題に対して我々は音響共鳴を利用した差分光音響法を提案している.本手法を以降,共鳴PASとする.これまで水溶液や擬似血液で検証を行ってきたが,今回は健常者に適用した結果を報告する.