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[21a-234B-3] ダイナミックオーロラPLD法を用いたTiNバッファ層上へのMn3CuN薄膜作製
キーワード:PLD、薄膜
Mn3CuNは、150 K以下で2000 ppmに及ぶ巨大磁歪を発現する。我々はこれまでに、独自に開発したダイナミックオーロラPLD法を用いてMn3CuN薄膜の作製に成功している。しかし、酸化物などの形成も見られ、単相薄膜の作製には至っていない。この原因の一つとして、基板中の酸素との反応が考えられる。そこで今回、反応抑制層としてTiNバッファ層を導入し、Mn3CuN薄膜を作製したので報告する。