[21a-235-1~8] 7.1 X線技術

[21a-235-7] SX-STED用シンチレーターの探索

〇江島 丈雄¹、黒澤 駿介^2,6、山路 晃広³、羽多野 忠¹、若山 俊隆⁴、東口 武史⁵、北浦 守⁶ (1.東北大多元研、2.東北大NICHe、3.東北大金研、4.埼玉医大保健、5.宇都宮大院工、6.山形大理)

キーワード：軟X線励起STED、シンチレーター、軟X線顕微鏡

シンチレーターを用いた密着型軟X線顕微鏡に、可視顕微鏡の回折限界を超える方法の一つであるSTED法を適用することで、低コストで高い空間分解能を示す10線顕微鏡が構築できる。本研究では、水の窓波長域を含む250eVから1300eVの軟X線領域で、高い発光効率とSTED現象の両方を示すシンチレーター探索を行った。調べたシンチレーターのうちEu原子またはTb原子を含むシンチレーターがSX励起STED法を適用できる可能性がある。