2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[21a-432-1~12] 12.5 有機太陽電池

2018年9月21日(金) 09:00 〜 12:15 432 (432)

宮寺 哲彦(産総研)、伊澤 誠一郎(分子研)

11:45 〜 12:00

[21a-432-11] TiO2 の電子親和力の表面処理による変化のEUPS を用いた評価

石塚 知明1、松林 信行1、〇富江 敏尚2,1 (1.産総研ナノエレ部門、2.長春理工大)

キーワード:電子親和力、EUPS、TiO2

伝導帯は非占有状態であるため測定は極めて困難である。前回、二次電子スペクトル波形から電子親和力の情報が得られることを紹介した。物質内でEk+電子親和力の運動エネルギーを持つ電子が真空に脱出してEk に減速する際に、拡散屈折して検出器に届く信号が減るという原理に基づく。TiO2が、スパッタ―などの表面処理で電気伝導率が変化することを報告済みであるが、今回、電子親和力も変化していたことを報告する。