[21a-PA1-1~15] 3.2 材料・機器光学

[21a-PA1-13] アンチモナイドを機能層とする光ディスクの超解像再生メカニズムの解析

〇佐野 陽之¹、桑原 正史² (1.石川高専、2.産総研)

キーワード：超解像再生、連成物理シミュレーション、アンチモナイド

InSbは融解によって光吸収（波長405nm）が増大し、Sb₂Te₃は逆に光吸収が減少する。このInSbやSb₂Te₃を機能層とする光ディスクの超解像メカニズムを調べるため、光ディスク内の光伝播と熱伝導の連成物理シミュレーションを行った。計算の結果、両者とも融解領域がディスク回転方向にずれることが超解像に大きく寄与していることが分かった。また、両者の超解像メカニズムの違いが応答関数の形状の違いに反映されることが分かった。