[21a-PA1-1~15] 3.2 材料・機器光学

△ [21a-PA1-2] 近赤外線領域におけるビーム偏向液晶素子

〇水木 泰仁¹、高橋 涼太郎¹、河村 希典¹、山野井 康友²、清水 創太³、長谷部 信行⁴、佐藤 進⁵ (1.秋田大理工、2.(株)スマートセンシング、3.芝浦工大、4.早稲田大、5.液晶レンズ研究所)

キーワード：液晶、偏向素子、近赤外線波長

最近，光ファイバを用いない空間光伝送の研究が見直されており，機械的駆動部を必要とせず軽量な液晶素子の利点を活かすことができる。そこで，本研究では高抵抗膜を用いたフレネル型のビーム偏向液晶素子を提案し，干渉縞の観察から光学位相差分布を求め，さらに近赤外線波長1.3 µm帯における透過光の偏向角を求めた結果について述べる。