09:30 〜 11:30
[21a-PA2-11] 水晶振動子を用いた温度応答性スマートサーフェスによる
フィブロネクチン接着/脱離挙動のin situ 観察
キーワード:温度応答性高分子、QCM、細胞分離
再生医療や病態メカニズムを探索する研究において、細胞分離技術は必須である。我々は、生理活性を維持したまま細胞分離を達成する手法として、温度応答性高分子膜を用いた手法に注目した。N-イソプロピルアクリルアミドのポリマーを 被膜した水晶振動子を、フィブロネクチンを含む溶媒に入れ、液温を変化させた時の周波数変化を測定した。周波数変化より、高温において接着、低温において脱離が起こったことが示唆された。