2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[21a-PA2-1~28] 12.1 作製・構造制御

2018年9月21日(金) 09:30 〜 11:30 PA (イベントホール)

09:30 〜 11:30

[21a-PA2-11] 水晶振動子を用いた温度応答性スマートサーフェスによる
フィブロネクチン接着/脱離挙動のin situ 観察

李 嘉図1、加來 大晴1、都倉 勇貴1、松川 滉2、本間 健太2、秋元 文2、長瀬 健一3、金澤 秀子3、白鳥 世明1 (1.慶大理工、2.東大工、3.慶大薬)

キーワード:温度応答性高分子、QCM、細胞分離

再生医療や病態メカニズムを探索する研究において、細胞分離技術は必須である。我々は、生理活性を維持したまま細胞分離を達成する手法として、温度応答性高分子膜を用いた手法に注目した。N-イソプロピルアクリルアミドのポリマーを 被膜した水晶振動子を、フィブロネクチンを含む溶媒に入れ、液温を変化させた時の周波数変化を測定した。周波数変化より、高温において接着、低温において脱離が起こったことが示唆された。