[21p-211A-1~14] 3.6 超高速・高強度レーザー

[21p-211A-7] 瞬間誘導ラマン分光のMaxwell/TDDFT/MDマルチスケール シミュレーション -ダイヤモンドにおけるコヒーレントフォノンのポンプープローブ分光シグナルの解析―

〇山田 篤志¹、矢花 一浩¹ (1.筑波大・計科セ)

キーワード：マルチスケールシミュレーション、コヒーレントフォノン、瞬間誘導ラマン分光

物質中の電磁波の伝搬を記述するMaxwell方程式と、原子・ナノスケールにおいて第一原理的に電子の運動を記述する時間依存密度汎関数理論(TDDFT)および核についてニュートン方程式(MD)を解くマルチスケールシミュレーションの開発について報告する。本手法では実験系全体を模倣することにより分光の観測シグナルを直接的に再現することができ、瞬間誘導ラマン分光によるダイヤモンドのコヒーレントフォノンの計算も報告する。