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[21p-211A-8] 交差偏光パルス対を用いたGaAs単結晶フォノンのコヒーレント制御
キーワード:フェムト秒レーザー、コヒーレントフォノン、半導体
フェムト秒光パルス対を用いて、ポンププローブ法による過渡反射率計測を行った。試料にはGaAs単結晶を使用し、ポンプパルス対の偏光方向は直角に交差させた。得られたコヒーレント光学フォノン(8.7 THz)の振幅を、ポンプパルスの遅延時間を0.3 fs精度で変化させることで、ポンプ光の干渉を抑えつつ制御することができたが、フォノンの干渉が最大となる際のポンプ光遅延時間は時間0と不一致であった。