2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[21p-223-1~12] 7.2 電子ビーム応用

2018年9月21日(金) 13:15 〜 16:30 223 (223)

根尾 陽一郎(静岡大)、橘田 晃宜(産総研)

16:00 〜 16:15

[21p-223-11] ボルケーノ構造スピント型エミッタアレイ中の動作チップ数の改善

新谷 英世1,2、池田 貴大1、村田 英一1、六田 英治1、下山 宏1、長尾 昌善2、村上 勝久2 (1.名城大理工、2.産総研)

キーワード:フィールドエミッタアレイ、電界電子放出顕微鏡、エージング

これまで我々は、フィールドエミッタアレイ(FEA)の動作状態のその場リアルタイム観察が可能なマルチエミッタ評価用SEEM/PEEM装置の開発を行い、本装置によるFEAのSEEM / FEEM像およびPEEM / FEEM像の同時観察および個々のエミッタからの電流測定について報告してきた[1,2]。今回は、エージング電圧を変化させることにより、エミッタの動作チップ数を大幅に改善できることを、定量的に確認することができたので、その旨を報告する。