[21p-224A-1~13] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

△ [21p-224A-7] 走査型近接場光顕微鏡による0次元グラフェンプラズモンのナノスケール赤外分光

〇(M2)佐々川 昂¹、岡本 拓也¹、原田 頌太²、中野 さつき²、乗松 航²、楠 美智子³、河野 行雄¹ (1.東工大未来研、2.名大院工、3.名大 未来材料・システム研)

キーワード：グラフェン量子ドット、走査型近接場光学顕微鏡、Surface Plasmon Polariton

2次元グラフェンを低次元化した1次元のグラフェンナノリボンや0次元のグラフェン量子ドット(GQD)が、ナノ構造に由来する新規Surface Plasmon Polariton(SPP)特性発現の舞台として注目を集めている。しかし、ナノスケール光学測定は未だ手付かずであり、新規SPP特性実現向けてその詳細な理解は必要不可欠である。本講演では、散乱型近接場光顕微鏡によるナノスケール光学測定によってGQDのナノ構造に由来する特異なSPP特性を観測したのでそれを報告する。