[21p-224B-1~8] 2.2 検出器開発

[21p-224B-8] Eu:SrI₂を用いた高エネルギー分解能1mmピッチアレイの開発

〇吉野 将生^1,3、鎌田 圭^2,3、金 敬鎭¹、横田 有為²、黒澤 俊介^2,4、庄子 育宏^1,3、山路 晃広¹、大橋 雄二²、吉川 彰^1,2,3 (1.東北大金研、2.東北大NICHe、3.株式会社C&A、4.山形大理)

キーワード：シンチレータ、ガンマ線、放射線検出器

コンプトンカメラの角度分解能向上には、検出器の高エネルギー分解能化が重要となる。前回の報告では、ピッチサイズ3x3mmのEu:SrI₂アレイを試作し、平均エネルギー分解能5.5％@662keVを達成したが、更なる狭ピッチ化が課題として残っている。本講演では、Eu:SrI₂シンチレータの挟ピッチ化を進め、ピッチサイズ3x3mm、2x2mm、1x1mmの３種類のアレイを試作した。続いて、MPPCアレイやPSPMTと組み合わせてFlood Histogramやエネルギー分解能を測定・評価したので報告する。