2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.4 薄膜新材料

[21p-234B-1~8] 6.4 薄膜新材料

2018年9月21日(金) 13:15 〜 15:30 234B (234-2)

西川 博昭(近畿大)

14:45 〜 15:00

[21p-234B-6] 高包接率ポリロタキサンのHPOG上薄膜の配列構造

前田 利菜1、増田 力1、上沼 駿太郎1、眞弓 皓一1、横山 英明1、伊藤 耕三1 (1.東大院新領域)

キーワード:ポリロタキサン、薄膜、自己組織化

ポリロタキサンは軸高分子が多数の環状分子を貫通し、末端をかさ高い置換基で封鎖した超分子である。環状分子を増やし高包接率のポリロタキサンを合成すると、分子の屈曲が妨げられ棒状となることを明らかにした。このポリロタキサン希薄溶液をHOPG基板上にスピンコートし、表面構造を観察したところ互いに60度の角をなす方向に配列した間隔6 nmの周期構造が観察された。包接率やキャスト溶液濃度と構造の相関を報告する。