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[21p-234B-6] 高包接率ポリロタキサンのHPOG上薄膜の配列構造
キーワード:ポリロタキサン、薄膜、自己組織化
ポリロタキサンは軸高分子が多数の環状分子を貫通し、末端をかさ高い置換基で封鎖した超分子である。環状分子を増やし高包接率のポリロタキサンを合成すると、分子の屈曲が妨げられ棒状となることを明らかにした。このポリロタキサン希薄溶液をHOPG基板上にスピンコートし、表面構造を観察したところ互いに60度の角をなす方向に配列した間隔6 nmの周期構造が観察された。包接率やキャスト溶液濃度と構造の相関を報告する。