[21p-432-1~15] 12.5 有機太陽電池

[21p-432-7] ドーピングルブレン単結晶光起電力セル

〇菊地 満¹、Makmuang Sureerat^3,1、伊澤 誠一郎^1,2、平本 昌宏^1,2 (1.分子研、2.総研大、3.チュラロンコン大)

キーワード：有機単結晶、ドーピング、励起子拡散

我々は、ルブレン単結晶へのドーピング効果について報告した。今回、ドーピングによってルブレン単結晶膜中にpnホモ接合を作製し、太陽電池特性を調べた。単結晶膜中にpn接合を作製することで開放端電圧が発生し、明瞭な光起電力特性を示した。光照射方向によるIQEの差をpn接合界面での励起子収集量の差と考え、励起子拡散長を求めると、1.0 µm (波長500 nm)と非常に長距離励起子が拡散していることが分かった。