15:15 〜 15:30
△ [21p-438-6] 圧力により導入された欠陥が熱電材料CuGaTe2に与える影響
キーワード:熱電材料、欠陥
室温下で高圧力を加えることで複数スケールの欠陥を導入可能な手法である室温高圧処理が、カルコパイライト構造熱電材料CuGaTe2に与える影響を解析した。圧力増加に従い、Cu/Gaのアンチサイト欠陥が増加していることを結晶構造解析により明らかにした。形成エネルギー計算結果により、その欠陥を含有する構造が準安定構造として導入されていることが予想される。当日は、熱電特性やバンド構造に与える影響について報告する予定である。