2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » IoTに資する高周波デバイスにおける機能性酸化物の役割

[21p-CE-1~5] IoTに資する高周波デバイスにおける機能性酸化物の役割

2018年9月21日(金) 13:30 〜 17:25 CE (センチュリーホール)

田中 秀和(阪大)、中川原 修(村田製作所)

13:30 〜 14:30

[21p-CE-1] 人工磁気格子と応用

井上 光輝1 (1.豊橋技科大)

キーワード:人工磁気格子、磁気光学、スピン波

ナノからサブミクロンスケールで人為的な構造を導入した人工磁気格子(AML)は、伝搬光波を構造により制御でき、見かけの材料特性を操作できる。マグノニック結晶中を伝搬するスピン波の特性もまた、構造を制御することで操作できる。本講演では、磁性ガーネット材料や金属磁性体で構成したいくつかのAMLについて基礎的な性質を述べた後、体積磁気ホログラムメモリや3次元ディスプレイ、スピン波ロジック回路などの応用を紹介する。