2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.1 バルク結晶成長

[17a-B301-1~12] 15.1 バルク結晶成長

2018年3月17日(土) 09:00 〜 12:15 B301 (53-301)

鎌田 圭(東北大)、荻野 拓(産総研)

11:30 〜 11:45

[17a-B301-10] Atomic Layer Deposition(ALD)による中空構造の応用

佐川 達郎1、中村 昌幸1、小林 貴之1、幸 康一郎2、井本 良2、岡田 成仁2、立田 利明1、只友 一行2、本山 愼一1 (1.サムコ株式会社、2.山口大学)

キーワード:原子層堆積法、中空構造、窒化ガリウム

GaNパワーデバイスの作製には低欠陥GaN基板が必要不可欠だが、HVPE法を用いたGaN自立基板の作製ではサファイアとGaNとの大きな熱膨張係数差による熱応力が起因となるGaN基板の割れが多く見られる。今回、我々はGaNとサファイアの接触面積を減らすことでGaN基板の割れを防ぐことができると考えサファイア基板上にALDでAlN膜の中空構造を作製し、そしてその上にMOCVD法を用いることで表面モフォロジーが平坦なGaNのエピ成長に成功したので報告する。