2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.2 グラフェン

[17a-C202-1~7] 17.2 グラフェン

2018年3月17日(土) 10:00 〜 12:00 C202 (52-202)

楠 美智子(名大)

10:00 〜 10:30

[17a-C202-1] [17.ナノカーボン 分科内招待講演] Ⅳ族系ガスソースMBEからグラフェン・オン・シリコン技術まで

末光 眞希1 (1.東北大通研)

キーワード:グラフェン、3C-SiC、GSMBE

Siガスソース(GS)MBEからグラフェン・オン・シリコン(GOS)技術に至る一連の技術開発の歴史を振り返る。化合物分子線を超高真空下で照射することでSiを低温エピ成膜できるGSMBEは、その後、SiGe、PドープSi、SiCと展開を遂げ、最終的にSi基板上にSiC薄膜を介してグラフェンを形成するGOS技術に結実した。時代とともに研究テーマは変遷してきたが、表面化学は常に変わらぬ一本の軸であった。