[17a-C303-1~8] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[17a-C303-1] 同位体ラベルによる個々のCNTの成長過程追跡

〇山元 隼¹、大塚 慶吾¹、井ノ上 泰輝¹、項 栄¹、千足 昇平¹、丸山 茂夫^1,2 (1.東京大工、2.産総研)

キーワード：カーボンナノチューブ、成長機構、同位体ラベル

単層カーボンナノチューブの合成時に¹³Cエタノールを異なる割合でパルス状に流しデジタル的に同位体ラベルを組み込むことで個々のSWNTの成長過程を追跡する方法を提案する．合成後のラマンマッピングによって成長速度や成長の待機時間，寿命について議論が可能になる．触媒や合成条件を変えた場合でも同位体ラベルを組み合わせることで，将来的にSWNTの長さや密度の向上，カイラリティ制御の前進が期待できる．