2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[17a-D101-1~8] 16.3 シリコン系太陽電池

2018年3月17日(土) 09:45 〜 11:45 D101 (56-101)

加藤 慎也(名工大)

10:45 〜 11:00

[17a-D101-5] PECVD法を用いたシリコン量子ドット積層構造作製におけるバリア層の構造・光学特性評価

〇(B)赤石 龍士郎1、北沢 宏平1、小野 聖1、加藤 慎也2、後藤 和泰1、宇佐美 徳隆1、黒川 康良1 (1.名大院工、2.名工大院工)

キーワード:太陽電池、シリコン量子ドット、シリコン量子ドット超格子

本発表ではSiH4とCO2を用いたプラズマCVD法によりSiOx膜を作製し、900 ℃アニール後のシリコンナノ結晶の形成状態を評価した。ラマン散乱測定から算出した結晶化率は減少したが、これは酸素濃度の増加による核形成確率の低下が一因であると考えられる。エリプソメトリ法で算出した光学ギャップは酸素濃度の増加につれて大きくなった。この結果からシリコン量子ドット積層膜を作成する際のバリア層組成とドット層組成を検討できた。