2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[17a-D102-1~10] 12.4 有機EL・トランジスタ

2018年3月17日(土) 09:00 〜 11:45 D102 (56-102)

坂上 知(ソニーセミコンダクタソリューションズ)、松島 敏則(九大)

11:30 〜 11:45

[17a-D102-10] PLスペクトルの温度依存性を用いた有機EL素子の自己発熱評価

白鳥 瑞穂1、酒井 平祐1、村田 英幸1 (1.北陸先端大)

キーワード:PLスペクトルの温度依存性、有機EL

有機EL素子は内部温度上昇による輝度低下、電圧上昇などの効率低下を引き起こすことが知られている。素子温度を上昇させる要因として、電流駆動に伴う自己発熱が挙げられる。本研究ではPLスペクトルの温度依存性を利用して、電流駆動に伴う素子内部での自己発熱の評価を試みた。その結果、PL強度の温度変化から、駆動中における素子の発光層温度を測定できることを見出したので報告する。