2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[17a-F306-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年3月17日(土) 09:00 〜 12:15 F306 (61-306)

宇野 重康(立命館大)、宮本 浩一郎(東北大)

09:30 〜 09:45

[17a-F306-3] 外力支援近接場照明バイオセンサによるB型肝炎抗原の検出

芦葉 裕樹1、藤巻 真1 (1.産総研)

キーワード:バイオセンサ、散乱光、磁気ビーズ

血液中の病原体やバイオマーカの高感度検出は、疾病の早期発見やヘルスケアにおいて有用である。我々は、多量の夾雑物存在下でも、数十分子レベルの超高感度検出が可能な外力支援近接場照明バイオセンサ(EFA-NIバイオセンサ)を開発し、下水二次処理水中のノロウイルス様粒子の検出に成功した[M. Yasuura and M. Fujimaki, Sci. Rep. 6, 29241 (2016)]。本研究では、検出標的物質としてB型肝炎ウイルス表面抗原(HBsAg)を用い、血中物質検出用のEFA-NIバイオセンサの開発を行った。