2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[17p-A202-1~19] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2018年3月17日(土) 13:00 〜 18:30 A202 (54-202)

住友 弘二(兵庫県立大)、山本 英明(東北大)、伊藤 健(関西大)、三宅 丈雄(早大)

13:15 〜 13:30

[17p-A202-2] 高密度カーボンナノチューブフォレストを用いた櫛型電極の開発と電気化学バイオセンサへの応用

杉目 恒志1、牛山 拓也2、西村 圭太2、大野 雄高2、野田 優3 (1.早大高等研、2.名古屋大学、3.早大先進理工)

キーワード:カーボンナノチューブ、櫛型電極、バイオセンサー

金属電極上への高密度カーボンナノチューブフォレストの成長技術を用いて,高感度な櫛型電極を開発した。サイクリックボルタンメトリにおいて,Au電極IDE(Au-IDE)と比較してCNTフォレストを成長させたIDE(CNTF-IDE)では定常状態に早く到達した。L-アスコルビン酸共存下でのドーパミンの選択的測定では,線形領域が100 nM - 100 µM,検出限界(LOD, S/N=3)が約40 nMであった。