2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.2 材料・機器光学

[17p-B203-1~13] 3.2 材料・機器光学

2018年3月17日(土) 13:15 〜 16:45 B203 (53-203)

片山 龍一(福岡工大)、三宮 俊(リコー)

16:15 〜 16:30

[17p-B203-12] 輪帯電極及び高抵抗膜を用いたフレネル型大口径液晶レンズⅡ

斉藤 慎太郎1、〇河村 希典1、佐藤 進2 (1.秋田大院理工、2.液晶レンズ研究所)

キーワード:液晶、液晶レンズ

液晶レンズのレンズ径を拡大することを目的に,高抵抗膜と輪帯電極を用いたフレネル型大口径液晶レンズを作製し,その光学特性について報告した。1) しかし,レンズ径の拡大化に伴い,電極幅が半径方向で順次狭くなるように構成した液晶レンズの場合,電極幅が狭い領域ほど駆動周波数を高くする必要があった。本研究では,フレネルレンズ構造の領域を同一周波数で駆動しても,フレネルレンズとしての光学位相差分布特性が得られる大口径液晶レンズ(直径f 30mm)を作製し,レンズ特性を求めた結果について述べる。