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[17p-B303-4] カスケード型チャープ長周期光ファイバグレーティングを用いた水中音響センシング(1)
キーワード:長周期光ファイバグレーティング、カスケード型チャープLPG、水中音響
これまで我々は,長周期光ファイバグレーティング(LPG)を検出素子とするひずみや温度のセンシングの他,振動や音圧のセンシングについて提案してきた.また先行研究においては,カスケード型チャープLPG(C-CLPG)がLPGに比べて急峻な透過チャネルスペクトルを持つことに着目し,強度変調方式による動的なひずみセンサにおいて微弱な振動測定が可能になることを示すとともに,カスケード間隔Dを大きくし,さらに傾きが急峻な透過スペクトルを用いることによって感度を増大することができることを示した.本研究では,このC-CLPGを用いた水中音響センシングを試みたので報告する.