2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[17p-C201-1~19] 8.5 プラズマ現象・新応用・融合分野

2018年3月17日(土) 13:15 〜 18:15 C201 (52-201)

小田 昭紀(千葉工大)、竹内 希(東工大)

13:15 〜 13:30

[17p-C201-1] 低電子温度再結合水素プラズマによる二酸化炭素の分解Ⅱ

山崎 方弘1、西山 修輔1、佐々木 浩一1 (1.北大工)

キーワード:炭酸ガスリフォーミング、振動励起状態を経た分解

電子温度0.5eV以下の再結合水素プラズマを用いて二酸化炭素の分解を試みた。二酸化炭素の振動励起断面積は電子温度0.2eV付近で極大値を持ち、電子衝突解離は低電子温度では無視できるため、振動励起状態を経た分解の効果を明確に捉えられる。実験結果から評価した分解反応の速度係数は電子温度0.2eV付近で最大値を持ち、電子温度に強く影響された。また、主生成物として一酸化炭素が生成されることを示唆する質量スペクトルが得られた。