2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[17p-C201-1~19] 8.5 プラズマ現象・新応用・融合分野

2018年3月17日(土) 13:15 〜 18:15 C201 (52-201)

小田 昭紀(千葉工大)、竹内 希(東工大)

16:15 〜 16:30

[17p-C201-12] 水面上パルス放電を用いた水素生成における印加電圧パルス幅の影響

古谷 拓海1、猪原 武士1、長田 秀夫1、柳生 義人1、大島 多美子1、篠原 正典1、川崎 仁晴1 (1.佐世保高専)

キーワード:パルスパワー

近年、再生可能である水素をエネルギー源とする水素社会の実現が検討されており、高効率で低コストな水素生成法の研究が進められている。本研究室では多針電極を用いた水面上パルス放電による水を原料とした水素生成を行っており、これまでの研究成果から水面上パルス放電により幅広い導電率の水から水素を生成できることが分かり、電極間を進展する1次ストリーマと2次ストリーマの電荷量の比較から導電率の上昇と共に電荷量が増加する2次ストリーマの変化は水素生成に与える影響が小さいことが示唆された。そこで本研究では、2次ストリーマが進展する直前に放電を停止させる極短パルス電源を用いて1次ストリーマが水素生成に及ぼす影響を調査した結果を報告する。