[17p-C204-1~20] 8.1 プラズマ生成・診断

[17p-C204-1] 誘導熱プラズマを用いたFe³⁺-doped TiO₂ナノ粒子生成時における熱プラズマ内の前駆体TiO分子密度分布の推定

〇兒玉 直人¹、石坂 洋輔¹、清水 光太郎¹、隠田 一輝¹、田中 康規¹、上杉 喜彦¹、石島 達夫¹、末安 志織²、渡邉 周²、中村 圭太郎² (1.金沢大自然、2.日清製粉グループ本社)

キーワード：熱プラズマ、分光観測、ナノ粒子

誘導熱プラズマ(ICTP)を用いたナノ粒子(NPs)生成プロセスでは，ICTP中で原料蒸気とプラズマガスを反応させることでNPsの前駆体を生成させる．よって，NPs生成過程の把握のためには，ICTP中での前駆体粒子密度分布の検討は極めて重要である．本発表では，Fe³⁺-doped TiO₂ NPs生成時におけるTiO分子密度の二次元分布を二次元分光観測の結果から推定した結果を述べる．