2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 分野融合で始まる欠陥研究の新時代 ~学会を越えた視点から見えてくるもの~

[17p-C302-1~7] 分野融合で始まる欠陥研究の新時代 ~学会を越えた視点から見えてくるもの~

2018年3月17日(土) 13:45 〜 17:30 C302 (52-302)

沓掛 健太朗(名大)、大野 裕(東北大)

17:00 〜 17:30

[17p-C302-7] 機械・電気・光のマルチフィジックス 欠陥制御の新展開

中村 篤智1 (1.名大工)

キーワード:結晶性無機材料

結晶格子欠陥の1つ「転位」の制御に着目し,その構造と物性の相関について講演します.酸化物中の転位の原子配列とその可動性についてその基礎的な原理を最近の研究成果と合わせてご紹介するとともに,転位の原子配列とそこから発現する電気的特性についても系統的な結果と物性発現メカニズムをご紹介します.また,時間が許せば,転位の光制御についても最近の結果を報告いたします.これらを元に,これからの欠陥制御のあり方についてまとめたいと思います.