[17p-D102-1~19] 12.4 有機EL・トランジスタ

[17p-D102-18] 有機無機ペロブスカイトをホスト材料として用いた有機EL

〇松島 敏則^1,2,3、Bencheikh Fatima^1,2、Leyden Matthew^1,2、Sandanayaka Atula S. D.^1,2、Qin Chuanjiang^1,2、安達 千波矢^1,2,3 (1.九大OPERA、2.JST ERATO、3.九大I2CNER)

キーワード：有機無機ペロブスカイト、有機EL、外部量子効率

キャリア移動度が高い有機無機ペロブスカイトを有機ELのホスト材料として用いると、駆動電圧が減少することを見出した。さらに、計算値を超える外部量子効率が得られ、一重項励起状態に加えて三重項励起状態も発光に寄与していることを見出した。この理由としては、ペロブスカイト中ではTADF機構が生じていることやフリーキャリアを介する三重項励起状態のリサイクル過程が生じていることが考えられる。