[17p-F102-1~17] 9.4 熱電変換

△ [17p-F102-3] インピーダンススペクトロスコピー法に基づいた熱電変換モジュールの過渡応答に対するzTと熱電変換効率の評価

〇大塚 美緒子¹、有坂 太一¹、篠崎 諒¹、森田 寛之²、長谷川 靖洋¹ (1.埼玉大学大学院、2.埼玉産技総セ)

キーワード：熱電変換モジュール、インピーダンススペクトロスコピー法、過渡応答

熱電変換モジュールの性能評価は、定常状態の熱源に対してなされてきたが、自動車への搭載やウェアラブルデバイスへの電力供給といった実用先では熱源が定常状態でないこともある。そこで、非定常状態の熱源に対して熱電変換モジュールの性能評価を行い、さらに、熱電変換効率ηを見積もることで、期待される現実的な発電量を知ることができる。インピーダンススペクトロスコピー法に基づくと、熱電変換モジュールは直列RC回路と仮定することができる。本研究では、この等価回路に基づき、非定常状態の熱源に対する熱電変換モジュールのzTを見積もった。さらに熱電変換効率ηを算出した。