17:30 〜 17:45
△ [17p-F104-14] フッ素系溶媒を用いた溶媒蒸気アニールによるポルフィリン誘導体薄膜の表面形状および分子構造制御
キーワード:ポルフィリン、溶媒蒸気アニール、pMAIRS
高効率な有機薄膜デバイスの開発のためには、有機半導体層の連続膜を維持しながら、結晶構造および分子配向の制御を行うことが重要である。本研究では、ポルフィリン誘導体(ZnTPP)のスピンコート薄膜を、フッ素系溶媒を用いて蒸気アニールすることで連続膜を維持したまま結晶化させることができた。このときの表面形状、結晶構造、分子配向をそれぞれAFM、GIXD法、pMAIRS法を用いて詳細に調べた。