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△ [17p-F104-15] 高配向4CzIPN分子膜の分子配列,電子状態,およびPL角度依存性
キーワード:熱活性型遅延蛍光、走査トンネル顕微鏡、高配向分子膜
熱活性型遅延蛍光分子(TADF分子)は100%に近い内部量子効率をもつが,TADF素子の光取り出し効率は30%にとどまり,外部量子効率が制限される.光取り出し効率の向上には,分子の配向制御が必要である.本研究では,TADFを示す4CzIPN分子を用いて高配向単相膜を作製した.その構造と電子状態,発光特性の計測から,薄膜の配向度が高く,光取り出し効率を向上できる可能性が示唆された.