2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[17p-F306-1~7] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年3月17日(土) 13:45 〜 15:30 F306 (61-306)

宇野 重康(立命館大)

15:00 〜 15:15

[17p-F306-6] 柔軟な高分子ナノシートからなるインジェクタブル神経電極

〇(PC)藤枝 俊宣1,2、小久保 奈々3、山岸 健人3、武岡 真司3、太田 宏之4 (1.早大高等研、2.JSTさきがけ、3.早大院先進理工、4.防衛医大 生理学)

キーワード:神経電極、プリンテッドエレクトロニクス、高分子ナノシート

本研究では、膜厚数十ナノメートルの高分子ナノシートと金配線からなる神経電極を開発した。インクジェット印刷を用いて、膜厚数十ナノメートルからなる高分子ナノシートの表面に金ナノインクからなる微細配線(幅50 µm)を印刷し、その先端をカミソリ刃にて切断することで一神経細胞に近接する電極面を得た。電極部を絶縁性高分子で被覆した神経電極を脳組織に注入したところ、神経活動電位の計測に成功した。