2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[17p-P11-1~37] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年3月17日(土) 16:00 〜 18:00 P11 (ベルサール高田馬場)

16:00 〜 18:00

[17p-P11-25] 遠心促進熱対流型チップPCRを用いた口腔感染症菌の迅速検出

後 早希子1、齋藤 真人1,2、和田 誠大3、山口 雅也3、川端 重忠3、民谷 栄一1 (1.阪大院工、2.産総研・先端フォトバイオ、3.阪大院歯)

キーワード:PCR、マイクロ流体デバイス、バイオセンシング

PCRを基とした遺伝子検査は様々な分野において利用されている。PCRは装置が大型である等の課題があり、POCT対応可能な診断技術の開発が求められる。一方、口腔内の多くの細菌や真菌は、日和見的に様々な疾患の原因になると考えられている。そのため、口腔内の細菌数や種類をモニターすることで、疾患の予防などが期待されている。そこで本研究では、遠心促進熱対流型PCRを用いて、口腔内の細菌や真菌の特定できるように開発を検討した。