[17p-P11-1~37] 12.7 医用工学・バイオチップ

[17p-P11-35] 水晶振動子による高分子膜の気相中水和量と粘弾性測定および水溶性比較

薛 シン瑶¹、小林 慎吾²、田中 賢²、多賀谷 英幸¹、〇古澤 宏幸¹ (1.山形大院理工、2.九大先導研)

キーワード：水晶振動子、高分子膜界面、水相互作用

人工血管など医療用の高分子材料は、タンパク質や細胞を刺激しない生体適合性が要求される。これには高分子材料界面の水との相互作用の関与が考えられている。本研究では水晶振動子を用いて高分子スピンコート膜の気相中における湿潤空気を作用させたときの振動数減少（質量増加）から高分子ユニットあたりの吸着した水分子数、および、その粘弾性について測定し、生体適合性高分子の水-界面特性について議論した。