2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.13 半導体光デバイス

[18a-B203-1~11] 3.13 半導体光デバイス

2018年3月18日(日) 09:00 〜 12:00 B203 (53-203)

西山 伸彦(東工大)

10:00 〜 10:15

[18a-B203-5] 電子スピン偏極変調によるInAlGaAs面発光半導体レーザの高速動作

横田 信英1、二坂 薫平1、八坂 洋1、池田 和浩2 (1.東北大通研、2.産総研)

キーワード:VCSEL、スピン偏極、複屈折

データ通信トラフィックの爆発的増大に対処するため、低コストかつ省電力な面発光半導体レーザ(VCSEL)の高速化が求められている。本研究では、偏光変調光を用いた光励起によってVCSELにおける電子のスピン偏極度を変調し、VCSELの有する複屈折に起因した偏波モード間の周波数分離(19 GHz)に一致する19 GHzの変調周波数において共鳴的感度向上を確認すると共に、22 GHzの広い3 dB帯域が得られたので報告する。