2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[18a-F102-1~7] 1.6 超音波

2018年3月18日(日) 10:00 〜 11:45 F102 (61-102)

近藤 淳(静岡大)

10:00 〜 10:15

[18a-F102-1] ピコ秒超音波法を用いたCu/Nb多層膜の面外弾性率計測

山門 大貴1、中村 暢伴1、荻 博次2 (1.阪大院基礎工、2.阪大院工)

キーワード:超音波、薄膜、弾性率

金属多層膜の弾性率計測は1970年代から行われているが,研究グループによって異なる計測結果が報告されており、弾性特性について統一的な見解が得られていない.原因としては従来法では基板の弾性率など多数のパラメータが必要なため,測定誤差が大きくなる可能性がある.そこで,密度,膜厚,弾性波伝播時間の3つのパラメータのみで弾性率を導出できるピコ秒超音波法を用いてCu/Nb多層膜の弾性率計測を行い,弾性特性を調べた.