2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[18a-F202-1~10] 1.3 新技術・複合新領域

2018年3月18日(日) 09:00 〜 11:45 F202 (61-202)

松谷 晃宏(東工大)

09:30 〜 09:45

[18a-F202-3] Phase-Field法による腐食シミュレーション技術の開発

荻本 泰史1、露木 智咲2、山中 晃徳2 (1.富士電機、2.東京農工大)

キーワード:フェーズフィールド、腐食、シミュレーション

インフラ構造物や地熱タービンの耐食性に関する設計指針を得るには、①鋼材(アニール条件)×②使用環境による腐食挙動の変化を知る必要がある。本発表では水溶液中電解質の熱力学計算(OLI社corrosion analyzer)に基づく電気化学パラメータを用いて、鋼材組織と腐食環境が支配する固液界面の時空間発展を記述可能なPhase-Field法によるFeの腐食シミュレーション技術を開発したので報告する。