2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[18a-G204-1~8] 13.8 光物性・発光デバイス

2018年3月18日(日) 09:30 〜 11:30 G204 (63-204)

篠崎 健二(産総研)

09:45 〜 10:00

[18a-G204-2] Tran-Blaha modified Becke-Johnson交換ポテンシャルを利用した半導体に対する光学定数推算の精度検証

中野 晃佑1、酒井 智弘2 (1.旭硝子先端研、2.旭硝子商開研)

キーワード:第一原理計算、光学定数、マテリアルズ・インフォマティクス

光学定数 (屈折率n, 減衰係数k)は, 顔料, 薄膜, レンズなどの設計に利用される基本的な物性だが, 精度が担保された実験データは少ない。DFTにおいては, TB-mBJ, 及びRPAに基づいて光学定数がしばしば計算されるが, その実験値の再現性について包括的かつ定量的に検証された結果はなかった.本発表では, Handbook of Optical Constants of Solidsに記載されている半導体に対してバンドギャップ, 及び光学定数を計算し, 実験値と比較した結果を報告する.