2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[18a-P1-1~46] 1.2 教育

2018年3月18日(日) 09:30 〜 11:30 P1 (ベルサール高田馬場)

09:30 〜 11:30

[18a-P1-46] 温泉水中の220Rn(トロン)を用いた212Pbの半減期の測定

足利 裕人1 (1.環境大環境)

キーワード:半減期、トロン、ガンマ線スペクトル強度

鳥取県の三朝温泉はラドン温泉で有名である。
しかし,三朝温泉の大橋旅館には,トロン(220Rn)の含有量が高い巌窟の湯がある。
我々は,トロンの半減期がラドン(222Rn)の1/6000であることに注目し,トロンの娘核種である 212 Pbの半減期を測定する手法を開発した。
我々は,源泉口から湧き出る湯をバーミキュライトに通し,トロンとラドンを吸着させ,電子レンジで加熱してγ線スペクトル強度の時間減衰を測定した。