[18a-P3-1~14] 7 ビーム応用（ポスター）

[18a-P3-7] フェロセニルウンデカンチオール自己組織化単分子膜表面でのC₆₀イオンビーム散乱によるFe-C₆₀複合粒子合成

〇河村 兼成¹、大角 宗生¹、内田 貴司²、本橋 健次^1,2 (1.東洋大理工、2.東洋大院 学際融合)

キーワード：フラーレン、自己組織化単分子膜、固体表面散乱

C₆₀イオンビームと自己組織化単分子膜（self-assembled monolayer：SAM) の衝突により生じた特定のフラーレン複合粒子をその場で質量選別しながら、基板に堆積するという新しい方法を開発した。その結果、散乱粒子の質量電荷比と鉄原子数の増加を確認した。このことはFe-C₆₀複合粒子の生成を示唆している。