2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

[18p-B303-1~12] 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

2018年3月18日(日) 13:15 〜 16:30 B303 (53-303)

赤池 宏之(大同大)

14:30 〜 14:45

[18p-B303-6] 論理反転型量子磁束パラメトロン回路の提案

〇(M1)荒井 孝太1、竹内 尚輝2,3、山梨 裕希1,2、吉川 信行1,2 (1.横国大院工、2.横国大IAS、3.JST さきがけ)

キーワード:論理反転型量子磁束パラメトロン、断熱的量子磁束パラメトロン、インバータゲート

将来のスーパーコンピュータ実現のため、我々は断熱的量子磁束パラメトロン (AQFP) 回路の研究を行っている。AQFP回路はトランスを用いてデータ伝搬を行っているが、このトランスの微細化が困難であるといった問題がある。そこでAQFP回路を基に、トランスを用いずにインバータゲートとして機能する論理反転型量子磁束パラメトロン (iQFP) 回路を新たに提案する。iQFP回路のシミュレーション結果と動作実証に向けた設計進捗について報告する。