13:15 〜 13:30
[18p-B403-1] MOD法による新規層状酸化ハロゲン化物中間層の開発
キーワード:REBCO薄膜、酸化ハロゲン化物、MOD法
これまで我々はMOD法を用いて原料溶液へのCl添加によりc軸配向したBa2Cu3O4Cl2 (Ba2342)酸化塩化物がYBCO薄膜中に析出することを見出してきた。Ba2342はYBCO母相の2軸配向を促進するとともに、YBCO配向膜の得られる成膜条件を大きく拡大することが分かっている。本研究では、非真空のMOD法を用いてこの酸化塩化物を2軸配向中間層として成膜し、その上にYBCOをエピタキシャル成長させることを目的としている。