2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 二次元シート合成とプラズマプロセス~超薄膜から原子層まで~

[18p-C204-1~9] 二次元シート合成とプラズマプロセス~超薄膜から原子層まで~

2018年3月18日(日) 13:45 〜 18:00 C204 (52-204)

神原 淳(東大)、加藤 俊顕(東北大)

15:00 〜 15:30

[18p-C204-4] プラズマプロセスによるカーボンナノウォールの制御合成とナノバイオ応用

近藤 博基1、平松 美根男2、堀 勝3 (1.名大院工、2.名城大理工、3.名大未来社会創造機構)

キーワード:カーボンナノウォール、プラズマ励起化学気相堆積法、ナノバイオ応用

カーボンナノウォール(CNW)は、基板に垂直成長した多層グラフェンで構成されているカーボンナノ材料の1種である。特異的な3次元構造に起因する高いアスペクト比と大きな比表面積、グラフェン由来の高い導電性や物理的・化学的強靱性、上端部のグラフェンエッジといった特徴から、多様な応用が期待されている。本講演では、活性種計測に基づくCNWの制御合成についての基礎から、最新のナノバイオ応用の成果まで幅広くご紹介する。