[18p-C301-1~15] CS3 3.11 フォトニック構造・現象,13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイスのコードシェアセッション

[18p-C301-14] 高βフォトニック結晶レーザーの閾値近傍における光子統計

〇武村 尚友^1,2、滝口 雅人^1,2、倉持 栄一^1,2、新家 昭彦^1,2、佐藤 具就³、武田 浩司³、松尾 慎治³、納富 雅也^1,2 (1.NTT ナノフォトニクスセンタ、2.NTT物性基礎研、3.NTT先端集積デバイス研)

キーワード：フォトニック結晶、微小共振器レーザー、光子統計

近年、フォトニック結晶構造(PhC)とゲイン媒質と強く結合させることにより自然放出結合定数βを１に近づけることが可能となり、「無閾値」レーザーが実現された。我々はPhCに半導体量子井戸を埋め込んだ高βナノレーザーの二次の光子相関関数を測定し、βの効果を考慮に入れた量子力学的なレーザーモデルを用いて理論解析を行った。実験と理論を比較し、高βナノレーザーの物理を議論する。